【概要】
五感組とは鬼滅の刃で登場する下記の鬼殺隊五人のことを指す。
・竈門炭治郎(かまどたんじろう)
・我妻善逸(あがつまぜんいつ)
・嘴平伊之助(はしびらいのすけ)
・栗花落カナヲ(つゆりかなを)
・不死川玄弥(しなずがわげんや)
彼ら五人は鬼殺隊になるために受けなければならない入隊試験に合格した同期であり同期組とも呼ばれている。
【各能力】
彼らはそれぞれ下記の感覚が優れているため五感組とファンの間で呼ばれるようになった。
竈門炭治郎 ⇒ 嗅覚
鬼のにおいを感じ取ったり、危険な状況などに際して嫌な匂いがするなどと匂いで様々なことを感じ取ることができる。
戦闘中においても隙の糸というものを匂いで感じ取ることができ鬼との戦いにおいても非常に役に立っており戦闘中に何度もこの能力に助けられてきた。
相手の人柄や嘘をついているかなども見抜けるので優秀な能力である。実際に終始笑顔の胡蝶しのぶの内に隠された怒りの感情に気づいている。
我妻善逸 ⇒ 聴覚
相手の心音を聞くことでその人の人柄や心理状態を見抜くことができる。また、鬼の独特の音を判別することができある程度近づけば相手鬼かどうかが分かる。
戦闘において眼を閉じた状態で鬼と戦う「睡眠(覚醒)モード」があるが、これは眼を閉じ視覚を封じることで極限まで聴覚を冴えわたらせて戦うモードであると考えられる。
また、臆病な性格である善逸が眼を閉じることで目の前の恐怖を克服した姿ともいえる。
恐怖から目を背けるというネガティブな理由から行った行動が実は彼にとって最適な戦闘スタイルだったというのもなかなか面白いものだ。
嘴平伊之助 ⇒ 触覚
野生で生きてきた結果、肌で気配や殺気などを感じ取れるようになった。
野生児として生きていくにはあらゆる危険を事前に察知することが必要だったのだろう。気配とは空気の動き、温度感、湿度、振動などを手掛かりにしていると思われる。
善逸は完全に音のみに特化しているのに対し伊之助は肌で空気を微動を感じていると思われる。
戦闘においては、炭治郎が那田蜘蛛山における蜘蛛鬼一家との戦いにおいて周りの異臭で鼻が利かない状況において伊之助が気配を探る能力を使うことで敵の位置を探し出すことができた。
栗花落カナヲ ⇒ 視覚
カナヲは並外れた動体視力を持っている。機能回復訓練において反射訓練、全身訓練で炭治郎、善逸、伊之助の三人を軽くあしらっている。
なぜこれほど動体視力が高くなったのか特に作中で言及される場面はないが、これはカナヲのコイントス癖が関係しているのではないかと考えられる。
カナヲは貧しい家に生まれ、両親から虐待を受けて育ち、その苦しさから逃れるために心を閉ざしてしまった。それにより胡蝶姉妹に保護された後も自分で何かを決めるということができなくなってしまう。
その後、胡蝶カナエに勧められたコイントスによる意思決定方法を長らく行ってきたのだ。何か決めるごとにコイントスを行った結果、何百、何千、何万回という回数コイントスを見てきたことになる。
そのコイントスの結果に自分の意志を委ねていたカナヲは必然、裏表の結果がどうなるか気になるのでそれを目で追うごとに視覚が鍛えられたのだと考えられます。
戦闘においては童磨戦において童磨の肩・視線・つま先・肘・膝等の動きを見て次の攻撃動作を予測するといった離れ業をやっている。
不死川玄弥 ⇒ 味覚
不死川玄弥は異能といえるほどの消化能力の高さが能力である。
鬼を喰らうことでその鬼の能力を一時的にではあるが得ることができる。具体的には"怪力"、”不死性”、”超再生”の三つの能力である。この能力は喰らった鬼が強いほど強力なものとなる。
この疑似鬼化の能力は理性や判断力が下がってしまうというデメリットも存在する。
【まとめ】
ということで今回はの「五感組」について解説しました。
五感組はそれぞれ魅力があって面白いですよね。
もし五感組の能力のうち一つ使えるようになるなら、私はカナヲの視覚ですかね。
動体視力高かったらスポーツとか無双できそうですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。